今日から院長は中国に３日間出張です。
なんでも、整骨院の参考になる本場の鍼灸治療や、推拿と呼ばれる中国の手技療法を見学に行かれるそう。
しかしなんだか現地では対日デモが発生してるようで、院長が心配です
でも院長ならなにかあっても背負い投げと前回り受身で切り抜けれるので大丈夫ですね！

なんだか面白いおみやげを見つけたと電話を頂いたので、楽しみにしてます

今日も柔道部の男の子が、足の指を骨折して来院されました。
自分が問診をしたんですが、柔道で急に投げられて足の小指側を畳で打ったとのこと。
腫れは見る限りほとんどなく、皮下出血もなし。足を上げても下げても痛みなし。
ただ歩行時、圧迫時、内反、外反で痛みがある。

腫れもないし本人も朝よりは痛みが減ってるっていうし捻挫かな？と思っていました。
院長に診てもらったところ『骨の軸上に圧痛があるね・・・これはレントゲンを撮ってもらおう』とのこと。
え？骨折ですか？と思ったら、届いた画像を見てびっくり。
はっきりと第５中足骨底（小指の付け根）が縦にパッキリと折れてました。

院長先生すごい・・・！ズバリ予想的中です。
骨折は腫れるものという固定観念から捻挫と決めてかかってしまった自分の未熟さと、わずかな手がかりから骨折とわかった院長先生のすごさを痛感しました。

にしても、ここ一週間くらいで骨折が３件・・・院長先生いわく、骨折の患者さんが一人来院されると、その後骨折の患者さんが増えるというジンクスがあるそうですが、まさにその通りとなりました。
柔道整復師としては素晴らしい勉強をさせていただけてるなと思うのですが、できれば、学生のみなさんが怪我をせずにスポーツできることを祈るばかりです。

おとといは、一日に二人も骨折での来院がありました。
自分は骨折の患者さんを見るのは初めてだったのですが、院長がまったく動じずに手際よく整復（骨折している部分を整えて正常な状態にすること）、固定を行っているのを見て感動しました。
固定する間もお話を交えながら、患者さんに緊張感を与えることなく治療を終え、患者さんは安心して帰っていかれました。

むしろ、患部を固定するために患者さんの手を支えたり、道具を準備している僕たちが緊張して、汗ダラダラになってしまいました。終わったあとは緊張の糸が解けてヘトヘトでした。

さすが院長、開業２４年の貫禄です。
都会などでは、整骨院と名前のつきながら骨折の治療をほとんどした事がない院が多いそうですが、藤田整骨院には年間何件もの骨折の患者さんが来られます。
これもひとえに地域のみなさんからの今まで培ってきた信頼があるからこそなのでしょうね。